オキーフと乾いた午後

こころ吐露トロ日記

秋になった

コオロギが庭で鳴いてる。大音量。秋は虫の声で眠りにつくんだ、この至福といったらない。仕事の帰り、ひぐらしの声を聞きながの山道もたまらなくいいんだけど、子守唄に虫の声ってのは、地球上にこんな幸があるかと思うほどだよ。

 

インフルに感染した長女は熱も下がって、産休前のラスト出勤日に挨拶できたらしい。しかし、移してしまった夫くんは回復が芳しくない。一回だけ服用のゾフルーザを処方されたのがよくなかったのか、いったん熱は下がったものの再び発熱と喉痛。そういうことがあるらしいゾフルーザは今ひとつだよなぁ。気の毒だよ。

そんで、産休開始即帰省するはずだった長女は、帰省を延期。まあそれでよいよね。

 

あたしは新幹線で帰省する長女のお迎えのため、今日希望休を出していたのだけど、用事がなくなったわけ。

そんで、すかさず映画へ。毎月1日のサービスデーだしね。そうよ、もう9月よ。

昨日は、(昨日も映画行った)藤竜也の『高野豆腐店の春』を観て、いいなぁ藤竜也、、と満足して帰った。で、今日は、『私たちの声』という諸国の女性を描いたオムニバス形式の映画。杏が出てた。杏の短篇がいちばん良くて、最後涙出た。

最近あたし映画で涙出るようになったんだわ笑。以前は、抗うつ剤のおかげか、あんまり涙が出なかったんだけどさ、いや今も変わらず飲んでるんだけどさ、最近テレビ見ててもちょいちょい感動しちまって涙が出ることがある、これは何なんだろう。回復してんのかなあたし。

 

やっぱり心が揺さぶられるというのは大事だな、あたしは。本もそうだし、映画もそうだし、新聞読んでてもそうだし、展覧会とかコンサートとかも同じ。NHKプラスでドキュメンタリー見て知らなかったことを知って、子どもに少し伝えることもあたしの役目かもって真面目に思うこともある。

心が感じて響く、心が動く、火がつく、ってことがあたしを支える。正気でいるために。自分の本質を確認できる。

自分ってどんな人間なのかって少しずつわかってきたのかもしれない。54歳。かっこつけなくてほんとうの自分、生まれ持ったものと環境や経験で形成されてきたものの合体。向き合う覚悟ができてきたのかもしれないな。まあそんな大それたもんじゃない、覚悟というよりまあそのまま受け止めるっちゅーか。あーこんなもんなのかなって程度。

もし、ほんとに肩に力入れずに自分を受け止められたらいいな。楽になる。

大作家と言われる三島由紀夫だってかなり可笑しい小説書いてるし。笑

 

あー飲み過ぎたかもー。ビール1リットル。そもそも500mlの缶をストックしてるのが間違いよな。

最後ドリトスまで食べたし。300キロカロリー

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胃薬飲んで寝る。