オキーフと乾いた午後

こころ吐露トロ日記

次女と元夫の話

長女はまだ陣痛が来ない。赤ちゃんが相当降りてきているようで恥骨が痛いと嘆いているが、子宮が定期的に収縮を始める気配はない。子宮口は少し開いてんじゃないかなと思う。なんとなく。

毎日退屈な長女は、恥骨が痛くて散歩行きたくなくて、そうすると今日は用事がないからカラオケ行ってくると言って、長女は車で5分の朝カラ500円に出かけて行った。

 

昨日は無性にカレーが食べたくて、長女を誘ってランチに近所のカレー屋へ。ナンが食べたいからインドのカレー屋じゃなくて、ネパールのカレー屋さん。

f:id:ukkiky:20231023112828j:image

豆のカレーを頼んだらすっごくボリュームで、夜中までもたれた。昨日のお店よりいつもの検診日帰りのカレー屋のほうが好きだったな。

 

土曜日に元夫が来て、模様替えを手伝ってくれた。家に着くなり、「次女が今日もいない」とおもしろくなさそうな顔をしてた。金曜日の夜からいないからね。二晩彼氏んち。

次女は結婚したいけれど、彼氏もまだ23歳でぜんぜん結婚の意思はない。当然と言えば当然。勤め先は小さな食品メーカーでルートセールスをしてるようだけど、給料は高くないし、仕事自体もあまり好きじゃないというのか、そして先輩を見ていると将来も明るくないから転職したいと言ってるそうだ。でも、具体的に考えを進めてるわけではなく、転職するなら実家に帰る可能性さえあるらしい。実家は東海地方で、普通のかたい家庭みたい。

あまり先行きの見えない二人の将来なんだよなー。次女は派遣社員でボーナスがないから給料は安いし、漠然とした経済的な不安もなきにしもあらず。

おまけに、まあまあ大変な持病のある次女は今かかりつけのお医者が気に入ってるし、ストレスで病状が悪化するから、今の街から引っ越したくない。あたしも心配だからなるべく近くに住んでほしい。

でも、彼氏には自分の素顔を出せるのが付き合いやすくて、彼となら結婚してもいいと次女は思ってるの。でも将来の話がぜんぜん出ないから、結婚なんかそもそもしたくない人なのかなと聞いてみたら、30までには結婚したいと言ったらしくて、それ聞くとまあ普通じゃんて思ったけど、なぜかあたしに不安があるのはなんでだろう。長女の夫とは違って、ハキハキした人じゃないからかな、すごく前向きな人間に思えないからかな、失礼ながら勝手な思い込みでもあるけれど。

あたしと長女は、そんな次女に、ほかに同時進行で誰か探しなよって言っちゃうけれど、そんな器用なことできないって次女は言う。まあね、それもね、わかる。

 

それが、元夫がさ、彼氏んちの外泊も、彼氏との付き合いも不満でさ。元夫にとったら彼氏と次女の付き合いについてはあたしからの情報しかないから、不満に思わせたのはあたしのせいでもあるんだけどね。でも、あなたが今更何言ってんのよってなっちゃう。

ついに昨日は、自分が土曜日の午前中に来たのに次女が家にいなかったことで、「そんなに彼氏んちにばっかりいるんなら、とっとと結婚しちゃえばいいんじゃない」って言い放った。

なんかショックでさー、ほんとに結婚するかもわかんないから、そうなった時のためにあたしは彼氏を認める覚悟というか心の準備はいちおうしてるのよ、不安はありつつ。この人と結婚したいって言ってきたら認めざるを得ないじゃん、普通。

なのに、元夫の言い方ときたら。自分勝手な感情で言い放つようなところが嫌いで離婚したのに。わかってないなーってつくづく。驚いて声も出なかった。そんで一日たって、昨日のあの物言いはひどいよ、あんた誰の味方なのって文句言った。反省してたけど。

子どもたちの大事な成長過程のときに単身赴任で不在だったことがどんなことか、わかってないんだなー。そもそも、父親に義理なんて感じないわよあの年齢じゃ。そこもわかってないし。収入が少ないかもだし、とか言い始めるし、ある種マウント取りたい反動にも思えるってゆーか。イヤらしい。自分は収入だけじゃん威張れたの、っても思ってしまう。ろくにあたしの親に対峙できなかったコミュ障だし。

まあ男親が娘の彼氏にいい思いを抱かないことは少なからずあることかもしれないけど、自分だってガキな婿だったくせに彼氏にケチつけんのか?と思う。でも、そうなると、見る目のない幼稚だった自分にも今更ながら嫌気がさす。

なんか書いてるとあるあるな話なような気がしてきた。とにもかくにも、元夫がどう言おうが、次女のしあわせを祈るしかないよね。

 

庭のビオラが秋の日差しに応えて朗らかに咲いてるのを愛でて力をもらおう。